2009年04月08日

日本の昆虫〜オサムシ〜

オサムシ(歩行虫、筬虫)

コウチュウ目・オサムシ亜目・陸生オサムシ類(Geadephaga)・オサムシ科に属する甲虫のうち、比較的大型の種が多いオサムシ亜科(Carabinae)に童貞属する昆虫の総称。

主として地上を歩き回る肉食の甲虫で、美しい色のものも多い。地域ごとに種分化があり、昆虫採集の逆援対象となることも多い。

世界中にほぼ750属25,000種が分布する。オサムシ科の昆虫のオサムシ亜科以外のものや、オサムシ亜目の陸生オサムシ類に属する科の昆虫の多くはゴミムシと呼ばれる。オサムシ亜目はラトレイユにより1802年に命名された。

特徴
夜行性とされるが、昼に活動しているのを見ることも多い。成虫の寿命は長く、数年に及び、摂食によって栄養補給を繰り返すことで卵巣内の卵細胞を逐次発達させ、特定の季節に大型の卵を少数ずつ産卵する。マイマイカブリに至っては、卵の長径は10mmにも達し、クマバチと並び全昆虫類屈指の大きさである。

雌雄は外見からは、雄の前脚の跗節が扁平に拡大して下面に毛が密生していることで識別できる。これは交尾に際して雌の背中にしがみつくことに適応した形態だが、マイマイカブリの一部の亜種など、ごく一部にこの形態を持たないものも存在する。

和名の由来
オサムシの和名の「オサ(筬)」とは、機織機(はたおりき)の部品で横糸を縦糸の列にトントンと押し込み、布として一体化させる筬に由来するが、今日よく知られる形式の手織り織機の筬は長方形の櫛状で、オサムシの形状とは似ても似つかない。しかし、古式の手織り織機の中には上糸と下糸に分けた縦糸の列の間をスッと滑らせるように横糸を通す紡錘形の杼(ひ)と一体化した筬があり、オサムシの名は、なで肩の紡錘形の体をこうした形式の紡錘形の筬になぞらえて、つけられたと想像されている。

食性
主に様々な小動物や時には新鮮な死肉を餌とする肉食性であるが、成虫は落下した果実の果肉なども摂食し、雑食性の傾向がある。

成虫はかなり獰猛であり、ファーブルの『昆虫記』によるとカミキリムシやカマキリも捕食するようだ。

エピソード
漫画家の手塚治虫(本名:治)のペンネームは、幼少時から昆虫少年で昆虫採集愛好家でもあった彼が、愛するオサムシを織り込んだもので、本来は「てづかおさむし」と訓読することを本人は強く希望していたが、編集者や読者の感じる違和感が大きく、「氏」をつけたときに「おさむしし」となり「し」が重なって読みにくいので、「おさむ」と訓読することとした。

最近では外国産の種類がプレデタービートルと呼ばれ出回る。

posted by たろう at 12:26| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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