2009年03月24日

アブラゼミ

アブラゼミ(油蟬、鳴蜩、学名 Graptopsaltria nigrofuscata)は、カメムシ目(半翅目)・ヨコバイ亜目(同翅亜目)・セミ科に分類されるセミの一種。褐色の不透明な翅をもつ大型のセミである。

体長は 56-60mm で、クマゼミより少し小さい。頭部は胸部より幅が狭く、上から見ると頭部は丸っこい。体は黒褐色-紺色をしていて、前胸の背中には大きな逆援の斑点が2つ並ぶ。セミの多くは透明の翅をもつが、アブラゼミの翅は前後とも不透明の褐色をしていて、世界でも珍しい翅全体が不透明のセミである。なお、この翅は羽化のメル友は不透明の白色をしている。
抜け殻はクマゼミとよく似ているが、わずかに小さく、全身につやがある。また、抜け殻に泥がつかないのも特徴である。

日本(北海道から九州、屋久島)、朝鮮半島、中国北部に分布する。 人里から山地まで幅広く生息し、都市部や果樹園でも多く見ることができる。
南西諸島にはアブラゼミと近縁なリュウキュウアブラゼミが生息する(後述)が、このセミも成虫・幼虫ともにやや湿度の高い環境を好むため、市街地にはあまり生息しない。

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2009年03月21日

ミヤマカミキリ

ミヤマカミキリ(深山髪切、Massicus raddei)は、昆虫綱鞘翅目カミキリムシ科に分類されるカミキリムシ。
体長32〜57mm。日本に分布するカミキリムシ科最大種の1つ。体色は褐色で、外皮が褐色の微毛で覆われている。前胸背板には横皺が入る。
森林等に童貞する。夜行性。街灯等に飛来することもある。
とても獰猛で、かみつく。幼虫は木を食い荒らすので、害虫とされている。カブトムシと一緒に飼うとカブトムシの足が食いちぎられてしまったりする。つかむとキューキューと音を出すことがある。

成虫は夏期にクヌギなどの樹液を後食して活動し、卵はブナ科の生木の樹皮の裂け目に産卵され、幼虫はそれらの材部を食害して成長する。生後3年程で成虫になる。日本での出現時期は6-8月。
ジャン・アンリ・ファーブルが『昆虫記』で紹介しているCerambyx cerdo(オオカシカミキリ/カシミヤマカミキリ)は本種に非常に近縁な種である。
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2009年03月18日

ベニシジミ

ベニシジミ(紅小灰蝶・学名 Lycaena phlaeas)は、チョウ目・シジミチョウ科・ベニシジミ属に分類されるチョウの一種。春に日当たりの良い草原でよく見られる小さな赤褐色のチョウである。
成虫の前翅長は1.5cmほど。前翅の表は黒褐色の縁取りがあり、赤橙色の地に黒い斑点がある。後翅の表は黒褐色だが、翅の縁に赤橙色の帯模様がある。翅の裏は表の黒褐色部分が灰色に置き換わっている。時に白化する場合もある。

ユーラシア大陸と北アメリカ大陸に広く分布する。多くの亜種に分かれていて、そのうち日本に生息するのは亜種 L. p. daimio Seitz である。北米東部に分布する亜種 L. p. americana Harris は、童貞の活動で荒れた土地でよく繁殖し、主な食草がヨーロッパからの移入種ヒメスイバであるために現在では植民地時代にヨーロッパから帰化したと考えられている。なお、北米西部の寒冷地に分布する亜種は固有種である。

成虫は年に3-5回ほど、春から秋にかけて発生するが、特に春から初夏、4月から6月にかけて多く見られる。春に発生する成虫(春型)は赤橙色の部分が鮮やかだが、夏に発生する成虫(夏型)は黒褐色部分が太く、黒い斑点も大粒になる。
冬は幼虫で童貞する。
幼虫の食草はスイバ、ギシギシ、ノダイオウなどのタデ科植物で、卵もタデ科植物に産みつけられる。幼虫は脚の無いワラジムシのような形をしている。ふつうは緑色だが紫の縦じまがある場合もあり、これはタデ科植物の葉と葉脈に似せた保護色とみられる。

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2009年03月17日

アオカナブン

アオカナブンは緑の鮮やかなホログラムカラーで日本のカナブンの中では童貞 を抜く美しさです。

和名:アオカナブン
学名:Rhomborhina unicolor ssp unicolor
体長:26.0〜29.8mm
分布:日本(北海道、本州、四国、九州、佐渡、平戸島、五島列島、対馬)

全身が青緑色に輝く美しいカナブン。普通のカナブンよりも、やや細長い体型。
山地の樹液に集まるが、近年は数が減っている。幼虫は、朽ち木などの腐植物を食べて育つ。
丘陵地から童貞の雑木林でよく見られる。メタリックグリーンの体色が美しい種で、カナブンと違い、体色に変異はほとんどない。
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2009年03月16日

ゲンジボタル その2

本州、四国、九州と周囲の島に分布し、水がきれいな川に生息する。地方によって差があるが、成虫は5月から6月にかけて発生する。オスは川の上空を飛び回りながら、メスは川辺の草の上などに止まって発光する。また、発光のパターンは西日本と東日本でちがい、西日本のほうが発光のテンポが速い。これらの分布は、富士山が境となっており、高山の気候に耐えられた(山を越えられた)個体群が関東へ生活域を広げたと考えられている。
名前は、腹部が発光する(光る)ことを、「源氏物語」の主役光源氏にかけたことが由来であり、清和源氏とは関係はない。また、後に違う種類のホタルに、源氏と対比する意味で「ヘイケボタル」と名づけられた。

夜に川辺で発光するゲンジボタルは初夏の風物詩として人気が高く、各地に蛍の名所と言われる場所があるが、現在では生息域が各地で狭まっている。もちろん川の汚染により幼虫やカワニナが生存できなくなることが主な要因の一つだが、他にも川岸を護岸で覆ってしまうと幼虫が蛹になれないし、成虫が活動する夜に車のライトや外灯を点灯させるとホタルの活動の妨げとなる。
そのため、都会で蛍を放して楽しんだり、地方でも蛍の人工飼育をおこない、童貞の少なくなった名所に放すというようなことが行われたこともあった。そのため、人工飼育の技術は現在ではかなり確立されたものになっている。
現在では、自然保護の思想の普及もあって、河川の浄化や自然の回復を目指す中で、ゲンジボタルの保護や定着の試みが日本各地で行われている。しかし、前述のように、水質の浄化だけではなく、親が産卵し、幼虫が蛹化のために上陸する岸辺、休息するための河川周辺の環境までの整備が不可欠である。また、餌となるカワニナはもちろん、各成長段階に対応した環境が必要である。

しかしながら、蛍は成虫の期間が短く、その生活範囲も狭いので、水中と岸辺までの整備ができればホタルの定着はそれほど無料出会いではない。むしろ、ホタルが定着したことで河川を含む環境が良くなったと考えるのは、必ずしも十分ではないとも言える。たとえばトンボ類であれば、成虫が河川周辺の広い範囲を飛び回り、そこで餌を食べ、種によっては縄張りを作るなど様々な行動をする必要があるため、はかに広い範囲の自然環境を必要とする。
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2009年03月15日

ゲンジボタル その1

ゲンジボタル(源氏蛍・学名Luciola cruciata)は、コウチュウ目(鞘翅目)・ホタル科に分類されるホタルの1種である。

成虫の体長は15mm前後で、日本産ホタル類の中では大型の種類である。複眼が丸くて大きい。体色は黒色だが、前胸部の左右がピンク色で、中央に十字架形の黒い模様があり、学名のcruciataはここに在宅する。また、尾部には淡い黄緑色の発光器官がある。オスとメスを比較すると、メスのほうが体が大きい。また、オスは第6腹節と第7腹節が発光するが、メスは第6腹節だけが発光する。日本で「ホタル」といえばこの種類を指すことが多く、もっとも親しまれているホタルである。

成虫は夜に活動するが、発光によって他の個体と通信をはかり、出会ったオスとメスは交尾をおこなう。交尾を終えたメスは川岸の木や石に生えたコケの中に産卵する。

卵ははじめ黄白色だが、やがて黒ずんでくる。卵の中で発生が進むと、卵の中で幼虫が発光を始める。夏になると幼虫が孵化する。

幼虫は灰褐色のイモムシのような外見で、親とは似つかないが、すでに尾部に発光器官を備えている。幼虫はすぐに川の中へ入り、清流の流れのゆるい所でカワニナを捕食しながら成長する。カワニナを発見すると軟体部にかみつき、消化液を分泌して肉を溶かしながら食べてしまう。秋、冬を経て童貞相談の春になる頃には、幼虫は体長2-3cmほどに成長し、成虫よりも大きくなる。

春になって充分に成長した幼虫は雨の日の夜に川岸に上陸する。川岸のやわらかい土にもぐりこみ、周囲の泥を固めて繭を作り、その中で蛹になる。蛹ははじめ黄白色だが、やがて皮膚越しに成虫の黒い体が浮かび上がるようになり、発光もはじまる。

成虫は5月から6月にかけて発生する。夜に活動するが、昼は深い草陰で休んでいる。成虫になると水分を摂取するのみで、活動や産卵は幼虫時代に摂った栄養分でおこなう。成虫の期間は2-3週間ほどしかない。

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2009年03月06日

ワタフキカイガラムシ

ワタフキカイガラムシ(Icerya purchasi Maskell 1878)は、カイガラムシの一種で、農業上の害虫。別名をイセリアカイガラムシともいう。昆虫綱カメムシ目ヨコバイ亜目ワタフキカイガラムシ科(Margarodidae)に属する。極めて多数の種の童貞に寄生し、逆援を与える。

雌成虫は樹木の枝に付着し、その姿は一見ではとても昆虫とはとても思えないものであるが、肉眼でも注意して観察すれば確認できる発達した機能的な脚や触角を有しており、これでもカイガラムシ上科に含まれる昆虫としてはまだしも昆虫らしい方である。楕円形の形は赤っぽい前半部と白いロウ物質からなる後半部に分かれるが、真の虫体は前半部であり、後半部の白いロウ物質のほとんどは卵嚢である。そのため卵嚢を分泌しない幼虫では、後方のロウ物質がほとんどない。

雌成虫は楕円形で偏平、長さは5-6mm。赤みを帯びており、分泌したロウ物質が乗って粗い凹凸がある。周辺からは白い毛が伸びている。体節や頭部、付属肢など、昆虫だと判断できるものは通常の状態では見えない。ただし、これは頭部や付属肢が腹面に隠れているためである。雌成虫、幼虫は口器の口針を深く挿入して宿主である植物体にくっついているが、それ以外の部分は密着している訳ではない。したがって、指で触れば動かすことができるし、裏返して付属肢を確認することも可能である。また、初期の幼虫だけでなく、成虫も自分の足で移動することができる。また成熟し産卵した雌成虫の体の後半部は白くて縦筋が入りとてもよく目立つ。これは、雌成虫の腹面に卵嚢が作られて、それを包むロウ物質が分泌されたものである。これを破れば、中から多数の卵が出てくる。

雄成虫は翅があり、雌成虫と交尾して有性生殖するが、めったに出現しない。雄成虫は通常見られる雌成虫とはまったく異なる形態をしており、ハエ目に含まれる昆虫のような外見をしている。日本の温帯域ではほとんど雄は観察されないが、南西諸島では雄も観察されている。

生殖に当たっては多くの場合、単為生殖が行われる。年間に3世代、場合によっては5世代ほどを重ねる。

ミカンなど柑橘類によくつくほか、ナンテンやモッコクなど寄生する樹木は300種にのぼる。原産地はオーストラリアであるが、世界的に広がっている。日本には明治40年代に苗木について侵入したとされる。

このカイガラムシは、現在ではそれほど見る機会が多くないが、これは、天敵による防除が成功を収めたためである。この方法は、アメリカで始められたものである。

アメリカへのこのカイガラムシの侵入は、1860年代後半である。当時侵入したカイガラムシ数種の中で、この種が最もやっかいであり、そのためにカリフォルニア州のミカン栽培は壊滅的な打撃を受けた。当時の最新の防除法であった青酸ガスによる燻蒸も効果が低かった。

そこで、当時のアメリカ農務省昆虫局長官であったC. V. ライレーは、原産地で天敵を探し、これを持ち込んで放すことでカイガラムシを防除することを考え、原産地であるオーストラリアへ昆虫学者を天敵探しのために派遣することを計画した。


ワタフキカイガラムシを捕食するベダリアテントウしかしながら、これは予算が通らず、そのためちょうどオーストラリアに出発することになっていた万国博覧会への米国代表委員団の一員として昆虫学者のアルバート・ケーベレを送り、ひそかにワタフキカイガラムシの天敵探しを命じた。ケーベレはオーストラリアでこのカイガラムシを食べるテントウムシ、ベダリアテントウ(Rodolia cardinalis)を発見した。彼はこのテントウムシを1888年とその翌年にかけて何度も本国へ送った。このテントウムシが放されると、どのミカン園でもカイガラムシの被害は皆無となり、周辺の樹木にいたカイガラムシまでもほとんど絶滅に近い状態となった。だれもが驚くほどの大成功であった。これは、天敵の人為的な導入による害虫防除の最初の例である。このため、害虫導入による天敵防除のことを「ケーベレ法」と呼んだこともあったと言う。

アメリカでの大成功を受け、世界各地でベダリアテントウの放飼が行われ、多大な成果を上げた。このため、しばらく海外から天敵を導入するのが流行したとも言われる。

日本では、アメリカでの成功を受け、台湾総督府の素木得一が1909年にカリフォルニアからこのベダリアテントウを台湾に導入、そこで増えたものを翌年に静岡に導入した。静岡では1908年にこのカイガラムシが発見されたばかりであった。静岡県立農業試験場がこのテントウムシを増殖させ、1912年にこれを各県に配布し、いずれもすばらしい成果が得られた。

現在に至るも、このカイガラムシはその数を減じたままである。ベダリアテントウも見かけることは少ないが、人知れず活躍している証拠と言えるだろう。
ラベル:昆虫 逆援 童貞
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2009年03月05日

カイガラムシ

カイガラムシ(介殻虫)は、カメムシ目・ヨコバイ亜目・腹吻群・カイガラムシ上科(Coccoidea)に分類される童貞の総称。果樹や鑑賞樹木の重要な害虫となるものが多く含まれるとともに、いくつかの種で分泌する体被覆物質や体内に蓄積される色素が重要な経済資源ともなっている分類群である。

熱帯や亜熱帯に分布の中心を持つ童貞であるが、植物の存在するほぼ全ての地域からそれぞれの地方に特有のカイガラムシが見出されており、植物のある地域であればカイガラムシも存在すると考えても差し支えない。現在世界で約7,300種が知られており、通常は28科に分類されている(ただしカイガラムシの分類は極めて混乱しており、科の区分に関しても分類学者により考え方が異なる。)

日本に分布する代表的な科としてはハカマカイガラムシ科(Orthezidae)、ワタフキカイガラムシ科(Margarodidae)、コナカイガラムシ科(Pseudococcidae)、カタカイガラムシ科(Coccidae)、マルカイガラムシ科(Diaspididae)などがある。

アブラムシやキジラミなど腹吻群の昆虫は、基本的に長い口吻(口針)を植物組織に深く差し込んで、あまり動かずに篩管液などの食物を継続摂取する生活をするものであり、しばしば生活史の一時期や生涯を通じて、ほとんど動かない生活をする種が知られる。その中でもカイガラムシ上科は特にそのような傾向が著しく、多くの場合に脚が退化する傾向にあり、一般的に移動能力は極めて制限されている。

脚が退化する傾向にはあるものの、原始的な科のカイガラムシではそこに含まれるほとんどの種が機能的な脚を持っており、中には一生自由に動き回ることができる種もいる。イセリアカイガラムシやオオワラジカイガラムシはその代表例で、雌成虫にも脚、体節、触角、複眼が確認できる(ただし、雌成虫に翅は通常無い)。しかしマルカイガラムシ科などに属するカイガラムシでは、卵から孵化したばかりの1齢幼虫の時のみ脚があり、この時期には自由に動き回ることができるものの、2齢幼虫以降は脚が完全に消失し、以降は定着した植物に完全に固着して生活するものがいる。こうしたカイガラムシでは、1齢幼虫以外は移動することは不可能で、脚以外にも体節、触角、複眼も消失する。雌の場合は、一生を固着生活で送り、そのまま交尾・産卵、そして死を迎えることになる。

基本的には固着生活を営む性質のカイガラムシでも、一部の科以外のカイガラムシでは機能的な脚を温存しており、環境が悪化したり、落葉の危険がある葉上寄生をした個体が越冬に先駆けて、歩行して移動する場合もある。

だが、基本的に脚が温存されるグループのカイガラムシであっても、樹皮の内部に潜入して寄生する種やイネ科草本の稈鞘下で生活する種などでは、脚が退化してしまい成虫においては痕跡的な脚すら持たないものもいる。

また固着性の強い雌と異なり、雄は成虫になると翅と脚を持ち、自由に動けるようになる(後述)。だが、雄でも幼虫の頃は脚、体節、触角、複眼が消失し、羽化するまで固着生活を送る種が多い。
ラベル:童貞 昆虫
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2009年03月04日

アブラムシ

アブラムシはカメムシ目(半翅目)のアブラムシ上科 (Aphidoidea) に属する昆虫の総称である。アリマキ(蟻牧)とも呼ぶ。

植物の上でほとんど移動せず、集団で維管束に同人誌を突き刺して師管液を吸って生活する、小型で弱々しい昆虫である。しかし、繁殖力が強く、農作物につくものでは、童貞に害を為し、ウイルス病を媒介することもあるので、農業や園芸の面から害虫として扱われる。アブラムシには多数の種類があるが、その種類に応じて宿主にされやすい植物がある。主に4月から6月に野菜・果樹の茎上や葉の表面・裏面に現れ始め、9月から11月には野菜・果樹から移動し、その後、主奇主植物で越冬する。アリと共生し、分泌物を与えるかわりに天敵から守ってもらう習性や、単為生殖によっても増え真社会性を持つことなどから、生態や進化の研究のモデル昆虫ともなっている。

植物の師管液を吸う。体は太短くて柔らかく、他のヨコバイ亜目の昆虫のように飛んだり跳躍したりすることはない。羽根がある場合、膜状でちいさく、ふわふわと飛ぶ。しかし、羽根があるものはごく限られた期間に出現するだけで、多くのものは羽根を持たず、宿主植物上でじっと汁を吸っている。

春から夏にかけてはX染色体を2本持つ持つ雌が卵胎生単為生殖により、自分と全く同じ(しかも既に胎内に子を宿している)雌を産む。これにより短期間で爆発的にその数を増やし、宿主上に大きなコロニーを形成する。秋から冬にかけてはX0型、つまりX染色体の一本欠けた雄が発生し、卵生有性生殖を行う。卵は寒い冬を越し、温かくなってから孵化するが、このとき生まれるのは全て雌である。

柔らかくて集団で生活しているので、これを捕食する動物は数多い。特に代表的な天敵は、ナナホシテントウ、ナミテントウなどのテントウムシ類と、ヒラタアブの幼虫である。

アブラムシ類は、自分自身の防御力が弱く、それを補うためか、アリに頼るものがある(それゆえアブラムシをアリマキと呼ぶことがある)。食物である師管液には大量の糖分が含まれるので、肛門からの排泄物には余剰の糖分が大量に含まれ、甘露と呼ばれる。しばしば、この甘露を求めてアリが集まる。中には、はっきりとアリとの共生関係を持ち、アリに守られて暮らすものもある。また、アブラムシの中には1齢幼虫と2齢幼虫の一部が兵隊アブラムシに分化して積極的に外敵に攻撃する真社会性のものもいる。この幼虫は成長せずに死ぬ。虫えいを形成するものでは、排出された甘露を幼虫が虫えい外に押しだして「掃除」を行うなどの社会性が見られる。

体内でブフネラという大腸菌近縁の細菌と共生しており、ブフネラは師管液からアブラムシにとって必要な栄養分を合成している。アブラムシはブフネラの生育のために特化した細胞を提供しており、ブフネラは親から子へと受け継がれる。ブフネラはアブラムシの体外では生存できず、アブラムシもブフネラ無しでは生存不可能である。

有機リン系(マラチオン、MEP、アセフェート等)、合成ピレスロイド系(ピレトリン等)、クロロニコチル系(アセタミプリド等)などの多くの殺虫剤が有効である。しかし、最近の研究結果では、特に有機リン系や合成ピレスロイド系に対し、高い薬剤抵抗性を持つ傾向が顕著であるとの報告が多数ある。アブラムシは薬剤抵抗性を持ちやすいので、あまり同一の殺虫剤の散布を長期間繰り返すよりも、系統の違うもの(2-3種)を定期的に散布していく方法がある。また、最新の防除法として、アブラムシを捕食あるいは、アブラムシに寄生する多くの天敵類(寄生蜂類、テントウムシ類、ヒラタアブ類など)を利用した生物的防除が、ハウス栽培野菜を中心に実施されつつある。但し、天敵類の多くは薬剤に対して抵抗性を持たず、農薬との併用による総合的病害虫管理 (IPM) を行う際には一考の余地が必要である。

また、葉を巻いてその中に潜む種類や、はっきりした虫えいを形成するものもある。このようなものは虫体に殺虫剤が接触しにくいので、浸透移行性のある殺虫剤が効果的である。

化学的なものを使用せずに除去する場合、脂肪分の多い牛乳を薄めたものを霧吹きで散布する方法が有効とされる。これは牛乳が乾燥するときにアブラムシの気門を塞いで、窒息死させると言われているからである。しかし、後に腐敗臭がする可能性もあるため、行う際は注意が必要である。(最近では同じ原理を利用したものとして、濃度調整したでんぷんや食用油脂を主成分としたものが農薬として商品化されている)
ラベル:童貞 同人誌 昆虫
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2009年03月03日

オンシツコナジラミ

コナジラミ科はカメムシ目に属す昆虫の科。総称としてコナジラミと呼ばれる。植物から吸汁し、農業害虫が多い。世界で17属ほど、1550種以上が知られる。

幼虫は翅がなく、最初の脱皮まで(1齢)はセフレがあって移動するが、その後の2〜4齢(「蛹」と呼ぶこともある)は脚がなくなり、童貞などに固着して吸汁し続ける。その後、脚と翅のある成虫になる。不完全変態であるが、特異なタイプのため異変態ともいう。成虫は体長1ミリ前後、大型の翅があり、粉状の蝋質で覆われている。

天敵にはツヤコバチ、肉食性のテントウムシ、クサカゲロウなどがあり、生物農薬として利用されるものもある。

農業害虫が多く、日本でもタバココナジラミ(Bemisia tabaci)、シルバーリーフコナジラミ(Bemisia argentifolii:初めはタバココナジラミの一種とされた)、オンシツコナジラミ(Trialeurodes vaporariorum)などが特に問題になっている。熱帯ではさらに被害が大きい。吸汁により葉や果実を変色・枯死させるうえ、ウイルス(ジェミニウイルスなど)を媒介する。コナジラミおよび媒介されるウイルスが広い範囲の作物に伝染する点も重大である。

殺虫剤としては主にアセタミプリド等のネオニコチノイド剤が使われるが、殺虫剤抵抗性が出やすいため、物理的防除(粘着シート、温室への侵入予防)や生物農薬なども使った総合的病害虫管理が推奨される。マリーゴールドなどのコンパニオンプランツには忌避効果があるといわれる。
ラベル:童貞 セフレ 昆虫
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2009年03月02日

ツマグロヨコバイ

ツマグロヨコバイ(端黒横這 Nephotettix cincticeps)は、カメムシ目(半翅目)・ヨコバイ科に分類される昆虫の一種。人妻の小さな昆虫で、イネの害虫として知られている。

成虫の体長は4mm-6mmほどで、体は上下に平たい紡錘形をしている。胸部が一番幅広く、それ以降は長い羽に沿って童貞へと狭まる。全身が黄緑色をしているが、オス成虫では前翅の先端1/3ほどが黒くなっており、和名はここに由来する。メス成虫の翅の先端は黒くなく、かすかに褐色になる程度である。

刺激を受けるとよく跳躍し、そのまま飛び去る。幼虫もよく跳ねる。動くときは小刻みにちょこちょこ、と動いては止まり、といった挙動をする。

日本では本州以南に分布し、日本以外では台湾にも分布する。成虫が見られるのは初夏から秋にかけてで、この間に数回発生する。

昼間には田のイネや他のイネ科雑草の葉の上に止まっているのを見ることができ、夜には灯火にも飛来する。ヨコバイの仲間では最もよく見かける種類の一つである。交尾を終えたメスはイネ科植物の茎に産卵管を差しこんで産卵し、幼虫もイネ科植物の葉の上で見られる。


幼虫・成虫ともイネの茎などに口吻を差しこんで汁を吸う他、萎縮病・黄萎病などイネの伝染病を媒介するので害虫として扱われる。ただし、1970年代以降は以前ほど病原体の保有率が高くなくなったので、害虫としての有害性ははるかに低くなったとの意見も聞かれる。

また、夜間に明かりに集まったとき、人の肌を口吻で刺すことがある。それほど痛むものではないが、嫌われる。

関東地方の一部では「バナナムシ」という俗称もある。
ラベル:童貞 人妻 昆虫
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2009年03月01日

ツクツクボウシ

ツクツクボウシ(つくつく法師、寒蝉 Meimuna opalifera )はカメムシ目(半翅目)・ヨコバイ亜目(同翅亜目)・セミ科に分類されるセミの一種。晩夏から初秋に発生するアプリで、特徴的な鳴き声をもつ。

成虫の体長は30mm前後で、オスの方が腹部が長い分セフレより大きい。頭部と前胸部は緑色で、後胸部の中央にも"W"字型の緑の模様があるが、他の後胸部と腹部は黒色が多い。また、オスの腹側の腹弁は大きく、縦長の三角形をしている。外見はヒメハルゼミやヒグラシに似るが、頭部の横幅が広く、腹弁が大きいことで区別がつく。

抜け殻は小型で前後に細長く、光沢がない淡褐色をしている。


北海道からトカラ列島・横当島までの日本列島、日本以外では朝鮮半島、中国、台湾まで、東アジアに広く分布する。

平地から山地まで、森林に幅広く生息する。地域によっては市街地でも比較的普通に発生するが、基本的にはヒグラシに準じて森林性である。成虫は特に好む樹種はなく、ヒノキ、クヌギ、カキ、アカメガシワなどいろいろな木に止まる。警戒心が強く動きも素早く、クマゼミやアブラゼミに比べて捕獲が難しい。

成虫は7月から発生するが、この頃はまだ数が少なく、鳴き声も他のセミにかき消されて目立たない。しかし他のセミが少なくなる8月下旬から9月上旬頃には鳴き声が際立つようになる。9月下旬にはさすがに数が少なくなるが、九州などの西南日本では10月上旬に鳴き声が聞こえることがある。


ツクツクボウシはアブラゼミやニイニイゼミと比べて冬の寒さに弱いので、元来北日本では局地的にしか分布していなかった。しかし近年、盛岡や仙台においてこのセミが増えつつある。特に盛岡ではアブラゼミが激減している(仙台でも減少している)が、ツクツクボウシは逆に増えている。これは地球温暖化が原因と考えられるが、生態学的に優位な立場にあるアブラゼミの数が減ったことで、ツクツクボウシが繁殖しやすくなったという原因もある。

八丈島では7月上旬(年によっては6月下旬)、対馬でも夏の初めから現れる。その一方で本州では、岡山市や長崎市など特定の地域を除くと夏の終わりを象徴する昆虫とされている(岡山や長崎では近年は夏の初めから鳴きだすことが知られている)。捉え方を変えればアブラゼミなど他の大型のセミが数を減らしてから個体数が増すということである。以上のことからツクツクボウシは、アブラゼミなどとは時期的な棲み分けをしていると推察される。

岡山・長崎でのツクツクボウシの早鳴きについては、現在原因を解明中である。気候だけでなく、上述のように他種のセミとの関係も関わっている可能性が大きい。

ツクツクボウシは東京などでは一般に晩夏のセミとされており、実際にそうなっているが、本来このセミはむしろ「夏の初めから現れるセミ」としての性格が強い。


オスは午後の日が傾き始めた頃から日没後くらいまで鳴くが、鳴き声は特徴的で、和名もこの鳴き声の聞きなしに由来する。鳴き声は「ジー…ツクツクツク…ボーシ!ツクツクボーシ!」と始まり、以後「ツクツクボーシ!」を十数回ほど繰り返し、「ウイヨース!」を数回、最後に「ジー…」と鳴き終わる。最初の「ボーシ!」が聞き取りやすいためか、図鑑によっては鳴き声を「オーシツクツク…」と逆に表記することもある。

なお、このセミの中には時々訛ったような声で鳴く個体が散見される。具体的には、「ボーシ!」の部分がかなりしわがれた声に聞こえるというものである。このときの鳴き声は同じツクツクボウシ属のクロイワツクツクやイワサキゼミの声にも似ており、鳴き声におけるツクツクボウシ属の共通性を実感できる。ちなみにツクツクボウシが普通に鳴いているときの声はクロイワツクツクなどとは似ても似つかぬものである。

また、1匹のオスが鳴いている近くにまだオスがいた場合、それらのオスが鳴き声に呼応するように「ジー!」と繰り返し声を挙げる。合唱のようにも聞こえるが、これは鳴き声を妨害しているという説がある。

大陸産のツクツクボウシの鳴き声は、日本産のものと比べて少し異なる(セミの方言)。またミンミンゼミも同じくやや異なっている。
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2009年02月28日

ミンミンゼミ

ミンミンゼミ(ミンミン蝉) Oncotympana maculaticollis は、カメムシ目(半翅目)・ヨコバイ亜目(同翅亜目)・セミ科に分類されるセミの一種。和名通りの「ミーンミンミンミンミンミー…」という鳴き声がよく知られている。

成虫の体長は33-36mmほど。幅が狭いyoutubeと太くて短い腹部をもち、太く短い卵型の体型をしている。ただし翅が体に対して大きく、翅を含めるとセフレとほぼ同じ大きさになる。体色は胸部と腹部の境界付近が白いが、他は黒地の地に水色や緑色の斑紋があり、日本産のセミとしては比較的鮮やかな体色をしている。黒斑部がほとんどなく青緑色主体の個体もおり、これらはミカドミンミンと呼ばれる。

ミンミンゼミは、アブラゼミやクマゼミと比べると暑さに弱い。その証拠として、夏期の最高気温が高温となりやすい甲府盆地では、体の黒味がほとんどないミカドミンミンの発生確率がかなり高い。黒は熱や光を吸収する色であるが、その黒地がほとんどない甲府のミンミンゼミは、同盆地の夏の気温に対する耐性を身につけたタイプだということである。

逆に、夏でも涼しい北海道のミンミンゼミは、むしろ体の黒味が通常より強い個体がほとんどである。それはヒグラシも同様である。

このようにミンミンゼミは、生息する地域の夏の暑さによって自らの身体の色を調節している。甲府盆地のように暑さの厳しい地域では黒地のほとんどないミカドミンミン型、東京都心部や山形市街地のように暑さが中程度の地域では黒と緑が適度に混ざった標準型、そして北海道のように涼しい地域では黒地の部分の割合が高い黒化型が多く見られるが、こうした地域変異が起こる理由はこのように説明される。

日本国内では北海道南部から九州、対馬、甑島列島に分布する。このうち、北海道・屈斜路湖の和琴半島にあるミンミンゼミ生息地が分布北限とされ、1951年に国指定の天然記念物に指定された(「和琴ミンミンゼミ発生地」)。東日本では平地の森林に生息し、都市部の緑地などでも多いが、西日本では都市部にはあまり生息しておらず、やや標高が高い山地を好んで生息している。成虫は7月-9月上旬頃に発生し、サクラ、ケヤキ、アオギリなどの木によく止まる。

大陸では、韓国や中国華北・東北部南部に生息し市街地にも生息する。鳴き声は、日本産のミンミンゼミとはやや異なり、冒頭の「ミーン」がなくいきなり「ミンミンミンミンミー」となる(セミの方言)。ツクツクボウシも、日本産と大陸産とでは少し鳴き声が異なる。韓国ではスジアカクマゼミと並んで普通のセミで、日本と比べると地域的な生息差は小さい。ソウル中心部でも、夏になるとこのセミの声がたくさん聞かれる。北京や大連でも多い。
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2009年02月27日

ヒグラシ

ヒグラシ(Tanna japonensis)はカメムシ目(半翅目)・セミ科に属するセミの一種。日本を含むyoutubeに分布する中型のセミで、朝夕に甲高い声で鳴く。

日本ではその鳴き声からセフレ、カナカナ蝉などとも呼ばれる。漢字表記は蜩、茅蜩、秋蜩、日暮などがあり、秋の季語にもなっている。

成虫の体長はオス28-38mm、メス21-25mmほど。オスの腹部はメスよりも明らかに太くて長く、オスメスの区別がつけ易い。また、オスの腹腔内は大きな共鳴室が発達しているためほとんど空洞で、光が透けるほどである。体色はほとんど赤褐色だが、頭部の複眼付近、前胸の縁と背面中央は緑色をしている。ただし体色は個体群によって変異することがあり、山地のものはより黒っぽくなる傾向がある。

なお、おもにヒグラシの成虫の寄生虫としてセミヤドリガ(Epipomponia nawai、Dyar, 1904)というガの一種が知られ、成虫の腹部に1匹-数匹の蛆虫型のセミヤドリガの幼虫が外部寄生していることがある。またニクバエ科の一種・ヒグラシヤチニクバエ(ヒグラシヤドリバエ、Angiometopa cicadina、Kato, 1943)も稀にヒグラシに寄生するとされる。

日本では北海道南部から奄美大島(原名亜種。亜種イシガキヒグラシは下記参照)の広範囲に生息する。日本以外では中国大陸に分布(朝鮮半島には分布しない。かつて記録されたことがあったが、現在は誤記録とされる)。広葉樹林やスギやヒノキの林に生息し、北海道から九州北部では平地から山地まで見られるが、九州南部以南ではやや標高の高い山地に生息する。

俳句では秋の季語とされ、晩夏に鳴くセミのイメージがあるが、実際には(地域にもよるが)成虫は梅雨の最中の6月下旬頃から発生し、ニイニイゼミ同様、他のセミより早く鳴き始める。以後は9月中旬頃までほぼ連日鳴き声を聞くことができる。

オスの鳴き声は甲高く、「キキキキキ…」「ケケケケケ…」「カナカナカナ…」などと聞こえる。日の出前、または日の入り後の薄明時によく鳴くが、曇って薄暗くなった時、気温が下がった時、または林内の暗い区域などでは日中でも鳴く。夕方の日暮れ時に鳴く(稀に夜中の2時ぐらいにも鳴くことがある)ことから、「日を暮れさせるもの」としてヒグラシの和名がついた。また奄美大島産は鳴き声が本土産と多少異なるが、後述のイシガキヒグラシほどではない。

朝夕に響く声は涼感や物悲しさを感じさせ、日本では古来より美しい声で鳴くセミとして文学などの題材にも使われてきた。テレビ番組などでも「夏の夕暮れ」を表す効果音としてこの鳴き声がよく用いられる。しかし間近で聞く声はかなり大きく、遠くで聴く「物悲しい」印象とは異なるともいう。
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2009年02月26日

ヒメハルゼミ

ヒメハルゼミ(姫春蝉)、学名 Euterpnosia chibensis は、カメムシ目(半翅目)・セミ科に分類されるセミのクリック保証。西日本各地の照葉樹林に生息し、集団で「合唱」することが知られる。


成虫の体長はオス24-28mm、メス21-25mm、翅端まで35mmほどで、ハルゼミと同じくらいの大きさである。人妻も名のとおりハルゼミに似るが、ハルゼミより体色が淡く、褐色がかっている。前翅の翅脈上に2つの斑点があり、さらにオスの腹部には小さな突起が左右に突き出る。頭部の幅が広いが、体は細長い。オスの腹部は共鳴室が発達してほとんど空洞となっており、外観も細長い。いっぽうメスは腹部が短く、腹部の先端に細い産卵管が突出する。

基亜種ヒメハルゼミ E. c. chibensis は西日本の固有種で、新潟県・茨城県以西の本州・四国・九州・屋久島・奄美大島・徳之島に分布する。学名の種名 "chibensis" は「千葉に棲む」の意である。

生息域はシイ、カシなどからなる丘陵地や山地の照葉樹林で、人の手が入っていない森林に集団で生息する。ヒグラシと同所的に生息することもある。成虫が発生するのは6月下旬から8月上旬頃までで、他のセミより一足早く、短期集中で発生する。

オスの鳴き声はアブラゼミに強弱をつけたようで、「ギーオ、ギーオ…」「ウイーン、ウイーン…」などと表現される。さらに本種は集団で「合唱」をする習性をもつ。ある1匹が鳴き始めると周囲のセミが次々と同調、やがて生息域全体から鳴き声が聞こえ、同様に次々と鳴き終わる。森林に生息するため鳴き声を聞く機会は少ないが、発生時期に生息地の森林に踏み入ると、「森の木々が鳴いている」とも表現される蝉時雨に見舞われる。特に夕方に連続してよく鳴く。

走光性が強く、成虫や羽化直前の幼虫は光に集まる。


南西諸島で2亜種・1同属種が知られる。その他ヒメハルゼミ属のセミは東南アジア・中国・台湾にかけての熱帯・亜熱帯域に知られる。
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2009年02月25日

ニイニイゼミ

成虫の体長は20-24mm。生きている時は全身に白っぽい粉を吹くが、頭部と前胸部の地色は灰褐色、後胸部と腹部は黒い。後胸部の背中中央には橙色の"W"字型の逆援がある。他のセミに比べて体型は丸っこく、横幅が広い。複眼と前翅の間に平たい「耳」のような突起がある。また、セミの翅は翅脈(しみゃく)以外透明な種類が多いが、ニイニイゼミの前翅は褐色のまだら模様、後翅は黒地に透明の縁取りである。

ニイニイゼミとその近縁種の抜け殻は小さくて丸っこく、全身に泥をかぶっているので、他のセミの逆援と容易に区別がつく。また、他種に比べて木の幹や根元などの低い場所に多い。

北海道から九州・対馬・沖縄本島以北の南西諸島、台湾・中国本土・朝鮮半島まで分布する。ただし喜界島・沖永良部島・与論島には分布しない。日本産のセミとしては学名の記載が早かった種類で、学名 "kaempferi" は、江戸時代に長崎・出島に赴任したドイツ人医師エンゲルベルト・ケンペルに対する献名となっている。


平地の森林に生息し、都市部の緑地などでも見られるが、幼虫が生存するには湿気を多く含んだ土壌が必要で、乾燥する公園などでは数が少ない。

ただし、近年は東京都心部とその周辺でこのセミが再び多くなりつつあり、全国的にも市街地において復活傾向にある。ニイニイゼミは乾燥への耐性を身につけつつある。かつてこのセミは東京ではアブラゼミと並ぶ普通種であったが、一時は極端に数を減らしていた。ちなみに、田園部では昔も今もごく普通のセミである。

地域にもよるが、成虫は梅雨の最中の6月下旬頃から発生し、他のセミより早く鳴き始める。8月には少なくなり、9月にはあまり見られなくなる。成虫はサクラの木によく集まり、人の手が届くような低い枝にもよく止まる。体の灰褐色と翅のまだら模様は樹皮に紛れる保護色となっていて、遠目には「木の幹に小さなこぶがある」ように見える。

オスは翅を半開きにして「チー…ジー…」と繰り返し鳴く。鳴き始めは「チー」が数秒、急に音が高く大きくなって「ジー」、数秒-10秒ほどで緩やかに「チー」へ戻り、数秒後に再び「ジー」となる。日中の暑い時間帯には鳴く個体が少ないが、明るいうちはほぼ一日中鳴き、夜でも街灯の近くで鳴くことがある。他のセミが鳴かない朝夕の薄明頃にはヒグラシと並んでよく聞こえる。

交尾が終わったメスは枯れ木に産卵管をさしこんで産卵する。セミの卵は孵化するまでに1年近くかかる種類が多いが、ニイニイゼミの卵はその年の秋に孵化する。
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2009年02月24日

アブラゼミ

アブラゼミ(油蟬、鳴蜩、学名 Graptopsaltria nigrofuscata)は、カメムシ目(半翅目)・ヨコバイ亜目(同翅亜目)・セミ科に分類されるセミの一種。褐色の不透明な翅をもつ大型のセミである。


体長は 56-60mm で、クマゼミより少し小さい。頭部は逆援助より幅が狭く、上から見ると頭部は丸っこい。体は黒褐色-紺色をしていて、前胸の背中には大きな褐色の斑点が2つ並ぶ。セミの多くは透明の逆援助をもつが、アブラゼミの翅は前後とも不透明の褐色をしていて、世界でも珍しい翅全体が不透明のセミである。なお、この翅は羽化の際は不透明の白色をしている。

抜け殻はクマゼミとよく似ているが、わずかに小さく、全身につやがある。また、抜け殻に泥がつかないのも特徴である。

日本(北海道から九州、屋久島)、朝鮮半島、中国北部に分布する。 人里から山地まで幅広く生息し、都市部や果樹園でも多く見ることができる。

南西諸島にはアブラゼミと近縁なリュウキュウアブラゼミが生息する(後述)が、このセミも成虫・幼虫ともにやや湿度の高い環境を好むため、市街地にはあまり生息しない。


アブラゼミは北海道・本州・四国・九州の広い範囲に生息しているが、大都市や北日本の一部都市では環境の変化によって生息数が減少している。その一方で本州日本海側や九州の一部ではアブラゼミが減少しておらず、むしろ優勢な地域も存在する。これらは地域の環境や気候に左右される。

札幌では、昔は中心部(大通公園など)でもたくさんの鳴き声が聞かれたが、現在は全く聞かれなくなっている。この札幌での傾向は青森市でも同様であり、盛岡・仙台・長野などでもアブラゼミは激減している。アブラゼミは郊外・山地では全国的に普通に見られる(北海道・南西諸島を除く)が、近年、夏の暑さが厳しくない都市では市街地を中心に軒並み数を減らしている。

なお、札幌や青森では、昔から市街地ではアブラゼミしか生息していなかった(エゾゼミは森林性なので森や山の中に限って生息)ので、近年は夏になっても街中ではセミの声が全く聞こえなくなっている。また、仙台や長野は気候的にミンミンゼミの生息条件に合っている(夏が比較的涼しい・冬の湿度があまり高くないなど)ため、市街地ではアブラゼミを凌駕する勢いで増加している。
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2009年02月23日

クマゼミ2

関東・北陸におけるクマゼミ増加とその原因

1980年代以降、大阪市などの西日本の都市部で、セミ全体数に対するクマゼミの割合の増加が観測されている。従来はアブラゼミが最もよく見られるセミで、クマゼミは九州などの温暖な乱交に多いセミで、本州では珍しいセミであったが、近年は頻繁に確認されるようになった。また1990年代頃から関東地方や北陸地方でクマゼミ生息地の東進・北上が報告されている。

神奈川県における東限・北限は、昔は花水川・城ヶ島であったが、最近は花水川以東の平塚・茅ヶ崎・藤沢、あるいは横須賀・横浜・東京23区などでも鳴き声が聞こえるようになっている。特に逆援助では近年クマゼミが急増している。2002年、茅ヶ崎中央公園を中心に市内の様々な所で大発生が確認されたが、それ以降も広域の市街地で毎年安定して多くのクマゼミの鳴き声が聞こえる状態が続いており、年々増加傾向にある。2008年、茅ヶ崎中央公園では過去最多のクマゼミ抜け殻が採取され、市内の住宅街でもうるさいほどの鳴き声が聞かれた。また平塚では、平塚市総合公園内を中心に数を増やしている。このセミの昔からの生息域に入る小田原では、1990年代に入ってクマゼミの急増が確認され、現在はアブラゼミに次ぐ第2のセミとなっている。このように、湘南では近年急速にクマゼミの増加がみられる。城ヶ島以北においても、三浦市では市中心部や油壺地区で現在は普通のセミである。横浜では、中心部の関内地区などで徐々にクマゼミが増えている。

一方日本海側の金沢でもクマゼミの抜け殻が見つかるようになっている。金沢はスジアカクマゼミの生息地として有名だが、クマゼミのほうも年々増えている(テレビの特集番組でもすでに報道されている)。ただし、冬の寒さが金沢より厳しい福井市や富山市では、今のところクマゼミ増加の兆しはない。

このようなクマゼミ増加の原因には、下のように大きく分けて2種類が存在する。


温暖化説
クマゼミは千葉県房総半島の南部では昔から生息していた。これがもし、クロイワツクツクと同じように樹木の移植で増えたのではないと仮定すれば、房総半島北部にクマゼミが今でもほとんど全く生息しないのに南部では昔から生息するということになり、不自然である。このことから、大昔の温暖期にクマゼミは南関東の広域で生息していたが、寒冷期になって南関東の大部分でクマゼミが死滅、冬でも比較的温暖な房総半島南部や三浦半島南端のみ(特に城ヶ島)に生き残るだけとなったということになる。これは、温暖期に北海道の広域でミンミンゼミが生息していたが寒冷期になって、冬でも比較的温暖な道南や地熱の高い屈斜路湖の和琴半島のみに生き残ったのと同じ原理である。そして、再び現在の温暖期になり、南関東の広範囲でクマゼミが生息可能地域となった。さらに近年の急速な温暖化とあいまって、クマゼミの北上・東進が目立っている。特に茅ヶ崎・平塚や横須賀市南部、あるいは北陸の金沢あたりでは最前線の地域となっている。

しかしながら、この説に従わないデータも多数存在する。たとえば、温暖なはずの山口大学キャンパス内でクマゼミが存在せず、アブラゼミのみ存在するという報告があり、現在よりも寒冷であった100年ほど前の京都市でクマゼミの目撃証言がある。その意味で、十分な説得力があるとは言い難い(下記外部リンク「米蝉ナール」参照)。

もともと関西のクマゼミは昔から、田園部ではアブラゼミと並んでたくさん生息していたが都市部ではあまり多くないというセミだった。しかし高度経済成長期あたりから都市部でも増加し始め、現在の大阪市内ではアブラゼミを凌駕するまでになっている。このような傾向は、セミの種類こそ異なるものの長野市・松本市や仙台市・山形市においても見られる。4市とも、市街地では昔はアブラゼミがほとんどでミンミンゼミは少なかったが、現在は2種のセミの立場が完全に逆転している。札幌市でも、セミの絶対数自体は少ないもののアブラゼミからコエゾゼミへという流れは確かに起こっている。このような、さまざまな都市に見られるセミの栄枯盛衰現象の原因が地球温暖化によるものであるかどうかは、不明である。

樹木の移植説・野鳥の捕食説
クマゼミの生息域の拡大の原因として、地球温暖化の影響との説があるが、樹木の移植の際に根の周囲に幼虫が混入しているという説や樹木環境の変化を挙げる説もあり、全てが地球温暖化が原因であるとは断言することはできない。逆に、京都市ではむしろクマゼミの全体数の減少を示すデータや産地の減少が確認されている。従来、アブラゼミが多かった都市において、クマゼミの生息数が増えてアブラゼミが減少した原因についても地球温暖化とヒートアイランド現象の影響とする説もあるが、野鳥の捕食が関連するという論文もある。これはクマゼミとアブラゼミの天敵回避方法の違いによるもので、アブラゼミは近くの樹木に隠れる習性があるがクマゼミは木には隠れず遠くへ飛んで逃げるため、樹木の少ない都市部ではアブラゼミは逃避に手間取ってしまい野鳥に捕食されやすいというものである。

例えば、東京都大田区の平和島公園や埼玉県蕨市の蕨市民公園では局地的にクマゼミが毎年大発生しているが、これは下述のように植樹によって幼虫が持ち込まれたことが原因である。多摩地区や川崎市の公園でもそのようなケースが確認されている。

また上述のように、奄美大島・徳之島におけるクマゼミの発見も樹木の移植が原因と考えられている。

さらに札幌でもこのセミの声がごくまれに聞かれることもあるが、これも樹木の移植が原因である可能性が極めて高い。

以上が「樹木の移植説・野鳥の捕食説」である。
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2009年02月22日

クマゼミ

クマゼミ(熊蝉)Cryptotympana facialis は、カメムシ目(半翅目)・ヨコバイ亜目(同翅亜目)・セミ科に分類されるセミの一種。分類学的にエゾゼミやコエゾゼミとはかなりの乱交である。日本特産種の大型のセミである。

成虫の体長は60-70mmほど。アブラゼミやミンミンゼミにくらべて頭部の幅が広い。日本産のセミの中ではヤエヤマクマゼミに次いで大きな体をしている。翅は透明で、背中側は逆援助のある黒色だが、腹部の中ほどに白い横斑が2つある。また羽化から数日までの個体は、背中側が金色の微毛で覆われる。腹部は白、褐色、黒の組み合わさった体色で、オスの腹部には大きな橙色の腹弁がある。

分布域は関東南部、東海、北陸地方と西日本(近畿、中国、四国、九州、南西諸島)である。なお、台湾、中国に分布するという報告もあったが、台湾の記録の多くが近縁のタカサゴクマゼミの誤同定で、中国大陸の分布も疑わしい(中国南部の低山帯では、クマゼミとよく似た声で鳴くマンダリンクマゼミというセミも生息する)。近畿・九州地方などの西日本の平地では個体数が多く、都市域でも普通に見られる。

クマゼミは南西諸島にも生息するが、奄美諸島の喜界島、奄美大島、徳之島には従来分布しない。周辺の沖永良部島や与論島ではごく普通に見られるが、上述の奄美三島だけがクマゼミの空白地帯になっている。その理由を気候要因から説明するのはほぼ不可能であり、現在でも謎に包まれている。奄美大島と徳之島の2島では近年になって生息が確認された(喜界島では未発見)が、これは人為的移入とみられている。なお、最近の奄美大島ではクマゼミの生息数が順調に増加しており、島内の色々な地域で鳴き声が聞こえるようになったと報告されている。

また八重山諸島では、石垣島のクマゼミと西表島のクマゼミとでは発生時期に1か月ものズレがあるが、これも気候からは全く説明のつかない現象である。南西諸島では、クロイワツクツクと同じように島によってクマゼミの遺伝形質が異なると考えるしかない。
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2009年02月21日

チョウセンケナガニイニイ

チョウセンケナガニイニイ(朝鮮毛長ニイニイ)Suisha coreana は、カメムシ目(半翅目)・セミ科に分類されるセミの一種。日本では対馬だけに逆援し、秋に成虫が発生する。

成虫は体長20-26mm、翅端まで33-40mm、開張64-78mm。近縁のニイニイゼミに似るが、和名通り全身に細かい毛が密生する。また、ニイニイゼミの後翅は逆援に縁取られた黒だが、チョウセンケナガニイニイは黒ではなく橙褐色をしている。

分布域は中国・四川省から朝鮮半島、対馬まで点在するが、朝鮮半島の黄海沿岸では普通に見られ、学名の種小名も朝鮮を意味する"coreana"となっている。

丘陵地や山地の、クリ、コナラなどブナ科を主とする落葉広葉樹林に生息する。環境の変化に敏感で、明るく閑静な森林を好み、森林が伐採されたり、暗くなったり、周囲で騒音が重なったりすると姿を消す。

成虫は10月-11月に発生し、分布域が一部重複するニイニイゼミとは発生時期が異なる。高木の梢で活動する上に保護色が発達するため、姿を視認するのは難しい。オスの声質はニイニイゼミに似て、数回途切れた後に数秒ほど伸ばす「チーッ・チーッ・チーッ…チー」という鳴き声を繰り返す。

日本では、対馬だけに分布する大陸性の動物の一種であること、秋に成虫が発生するセミであることから、特異で興味深い種類とされる。しかし対馬では特別な保護対策も執られず、森林の開発による生息地の分断・消滅が起こっている。また、長期にわたる公共工事の騒音も活動に悪影響を与えている可能性が指摘されている。21世紀初頭の時点では、対馬島内の確実な産地は数えるほどまでに減少しており、早急な保護対策が望まれる種類とされる。環境省レッドリスト・長崎県レッドデータブック両方で絶滅危惧II類(VU)に指定されている。
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2009年02月20日

ハルゼミ

ハルゼミ(春蝉)、学名 Terpnosia vacua は、カメムシ目(半翅目)・セミ科に分類されるセミの一種。日本と中国各地の逆援助に生息する小型のセミで、和名通り春に成虫が発生する。晩春や初夏を表す季語「松蝉」(まつぜみ)はハルゼミを指す。

成虫の体長はオス28-32mm、メス23-25mmで、ヒグラシを小さく、黒くしたような外見である。逆援助の方が腹部が長い分メスより大きい。翅は透明だが、体はほぼ全身が黒色-黒褐色をしている。

日本列島では本州・四国・九州、日本以外では中国にも分布する。

ある程度の規模があるマツ林に生息するが、マツ林の外に出ることは少なく、生息域は局所的である。市街地にはまず出現しないが、周囲の山林で見られる場合がある。

セミの多くは夏に成虫が現れるが、ハルゼミは和名のとおり4月末から6月にかけて発生する。オスの鳴き声は他のセミに比べるとゆっくりしている。人によって表現は異なり「ジーッ・ジーッ…」「ゲーキョ・ゲーキョ…」「ムゼー・ムゼー…」などと聞きなしされる。鳴き声はわりと大きいが生息地に入らないと聞くことができない。黒い小型のセミで高木の梢に多いため、発見も難しい。

日本ではマツクイムシによるマツ林の減少、さらにマツクイムシ防除の農薬散布も追い討ちをかけ、ハルゼミの生息地は各地で減少している。各自治体レベルでの絶滅危惧種指定が多い。
ラベル:逆援助 昆虫
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